高速道路調査会、「物流センサス用いた分析」など4研究を助成

行政・団体高速道路調査会は25日、今年度の助成対象とする研究課題4件を公表した。同会では研究活動の活性化、若手研究者の育成、実務家による研究の奨励を図るため、高速道路などに関連する社会・経済・技術的な研究課題を公募の上、毎年助成している。

今年度は伊藤秀和氏（関西学院大学商学部教授）ら3人による「物流センサス･データを用いた高速道路利用行動とその経済効果分析」、秋山孝正氏（関西大学環境都市工学部教授）ら3人による「長期的需要を考慮した都市高速道路料金政策に関するモデル分析」、岸田潔氏（京都大学大学院工学研究科准教授）ら3人による「盛土内に設置されたプレキャスト製アーチカルバートの地震による被災メカニズムの解明」、若林拓史氏（名城大学都市情報学部教授）による「アイマークレコーダを用いた高速道路案内標識の通過速度と適切な情報の量の関係に関する研究」――の4件を選定した。

また、2015年度の募集要領をウェブサイト上に掲載した。詳細は下記URLを参照。

■2015年度研究助成募集要領
http://www.express-highway.or.jp/hyosho/kenkyujosei/#boshuyoryo