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日本郵船、氷川丸の長期保存プロジェクトを始動

2025年12月23日 (火)

▲日本郵船氷川丸(出所:日本郵船)

ロジスティクス日本郵船は22日、山下公園(横浜市中区)前に係留保存している国指定重要文化財「日本郵船氷川丸」の長期保存に向けた有識者会議を、2026年1月8日に開催すると発表した。これにより、長期保存プロジェクトが本格的に始動する。

氷川丸は1930年に建造され、ことしで95年。戦前に建造され現存する唯一の貨客船で、当時の造船技術や客船内装を伝える貴重な産業遺産として知られ、61年以降は横浜のシンボルとして公開されている。2008年には「日本郵船氷川丸」に名称を変更し、16年に重要文化財に指定された。

同社は24年から船体の安全性や健全性を確認する調査を進めており、今回の有識者会議では船舶保存や建築に関する専門家らが、大規模修繕の基本方針や横浜ウォーターフロントの活性化につなげる保存・展示方法について協議する予定。同社は、国内外の知見を結集し、安全を最優先にプロジェクトを進めるとしている。

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