荷主椿本チエインは23日、EAGLYS(イーグリス、東京都渋谷区)との業務提携領域を拡大し、AI(人工知能)ナレッジベースを活用した「生成AI業務支援ソリューション」の開発・実装に取り組むと発表した。両社はこれまで物流分野でAI画像認識技術の共同開発を進めてきたが、今回の協業では生成AIを活用した業務変革に踏み込む。
新たな取り組みでは、EAGLYSの強みである高精度な生成AI技術と、椿本チエインが蓄積してきた設計・製造・保全などの業務データを組み合わせ、マテハン事業部向けのAIナレッジベースを構築する。データ整備からナレッジ化、生成AIによる業務支援までを一連で自動化し、汎用AIでは難しい専門性の高い出力の実現を目指す。
活用領域は、営業、顧客対応、メンテナンス、製造の4分野を想定する。営業支援では商談情報の解析や提案資料の自動生成、顧客支援では製品比較や構成提案を行う。保全分野では、過去の点検・修理データを活用することで属人化の解消や復旧時間の短縮を図る。製造分野では、生産計画の最適化や需要予測への応用を見込む。
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