ロジスティクス日本物流連合会(物流連)は11日、今年度5回目となる「海外物流戦略ワーキングチーム」の会議を10日に実施した、と発表した。
今回の会議は日本とベトナム、ミャンマー政府との物流政策対話が近く実施されることを踏まえ、チームメンバーによるベトナム物流実態調査の結果概要と、JR貨物によるミャンマーへの貨物輸送事情についての報告が行われた。
また、ベトナム・ミャンマーへの現地進出企業が経験している課題をテーマに議論し、インフラ整備が不十分な段階にあることを指摘する意見があった。物流連では「具体的な改善には時間を要するものの、この会議は官民が情報や問題意識を共有する面で意義があった」としている。次回は来年2月ごろに開催する。