国際京東商城(中国)は10日、欧州向けの新たな配送サービス「JoyExpress」(ジョイエクスプレス)を立ち上げたと発表した。中国最大手EC(電子商取引)の物流子会社である京東物流が運営し、欧州で展開する新オンライン小売事業「Joybuy」(ジョイバイ)を中核にラストワンマイルを担う。
JoyExpressは英国、ドイツ、オランダ、フランスを拠点に、主要都市で当日配送や翌日配送を提供する。配送スタッフは専用ユニフォームと車両を使用し、トラックやバン、電動自転車(EV)を組み合わせた自社フリートで運行する。欧州域内に60か所以上の倉庫・拠点を構え、今後Joybuyの対応都市拡大に合わせて拠点数を増やす計画だ。大型家電向けには配送と設置を一体化したサービスも用意する。

(出所:京東商城)
Joybuyは3月の本格立ち上げを予定しており、JoyExpressは当面この事業を優先的に支援する。京東物流は倉庫、輸送、ラストワンマイル、大型品物流、コールドチェーンまでを統合したサービスを強みとし、自動化倉庫やデータ活用による高効率運営を前面に打ち出す。欧州でも同様のモデルを展開し、配送の速達性と信頼性を訴求する。
京東物流は24市場で1600超の自社倉庫と2000の外部倉庫を運営し、海外倉庫も130か所以上に広げている。JoyExpressは将来的に外部パートナーへの配送受託も視野に入れる。
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