ロジスティクス全日本空輸(ANA)は11日、来年6月に成田と米国ヒューストンを結ぶ新路線を開設すると発表した。また、成田-シンガポール・バンコク路線を増便し、1日2便体制とする。
成田-ヒューストン線に就航する国内航空会社は初めてで、ユナイテッド航空との共同事業を活用することにより、日本から中南米方面へのアクセス利便性を高める。ヒューストン以遠で、メキシコ方面などをつなぐコードシェア運航も開始する。ヒューストンは米国の石油やエネルギーの拠点で、提携先の米・ユナイテッド航空のハブ空港。
成田-シンガポール・バンコク線はそれぞれ増便し、1日2便体制とする。増便分は成田着の時間帯を朝に設定し、東南アジアから北米方面への乗り継ぎ利便性の向上を目指す。