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ANA、ASEANの貨物需要受けバンコク・ジャカルタ線開設

2015年8月3日 (月)

ロジスティクス全日本空輸(ANA)は3日、増大するASEAN域内の貨物需要に対応するため、9月2日から現行の成田・ジャカルタ(往復)の貨物便路線をバンコク経由に変更し、バンコク・ジャカルタ線を開設すると発表した。運航は「成田-バンコク-ジャカルタ-成田」となる。

現在、ANAでは成田空港と関西空港を発着する国際線直行貨物便、沖縄・那覇空港の貨物ハブを拠点とした貨物便ネットワークを構築しており、便数は合わせて43路線に広がっている。

今回の成田-バンコク-ジャカルタ-成田線の貨物便就航は、外国間の貨物を取り込む海外空港発着路線として初の通年運航となる。季節運航は過去に台北・バンコク間で実施したことがある。

9月2日から10月24日まで週2便の運航とするが、10月27日からは週3便に増便し、利便性を高める。

今回の路線再編で昨年10月から運休中の成田・バンコク線も再開し、自動車部品や生鮮貨物などの航空輸送需要が高まる同区間の供給量を増やすことで、顧客のニーズに対応する。