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中小企業庁調べ

原材料・商品仕入単価、プラス幅1.2P縮小も依然高い水準

2014年12月15日 (月)

調査・データ物流費や原材料費の高止まりを背景に製造業各社の値上げ発表が相次ぐ中、中小企業庁が15日に発表した10-12月の中小企業景況調査結果によると、今期の原材料・商品仕入単価DI(上昇から低下を差し引いた指数)は45.3となり、依然として高い水準にあることが分かった。プラス幅は1.2ポイント縮小した。

また、売上単価・客単価DIはマイナス12.1とマイナス幅が2P拡大し、採算(経常利益)DIもマイナス28.7と0.8P悪化した。こうした動向について、中企庁は調査結果の中で「今後も円安による原材料価格などの上昇を注視する必要がある」と指摘した。

一方、従業員過不足DI(過剰から不足を差し引いた指数)は昨年半ばから半減し、10-12月も全産業ベースでマイナス12.5と0.8P悪化、不足感が強まっている。特に建設業でマイナス24.7、運輸業を含むサービス業でマイナス15.7と不足感が強い状況となっている。

詳細
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/138keikyo/138shiryou.pdf