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爆弾低気圧で最大2日の遅れ、集配不能も

2014年12月17日 (水)

国内大型低気圧の影響で北日本から西日本の日本海側などで強風と大雪が続いており、物流各社にも影響が出はじめた。

日本郵便は17日朝、北日本から西日本にかけて集配する郵便物やゆうパックなどの送達が「1日から2日程度の遅れ」となる見込みを発表。今後の天候により、さらに遅れや対象地域が拡大する可能性もある。

また、ヤマト運輸は船舶の欠航や高速道路の通行止めなどにより、日本海側を中心に各地で配達遅延が生じる可能性を告知。さらに広範囲の地域でも影響が想定されるとしている。佐川急便では、17日正午時点で暴風雪の影響で集配遅延、集配不能が発生している。

ウェザーニューズによると、16日から18日にかけて日本付近を通過する低気圧が歴代トップクラスのスピードで急発達し、16日朝から17日朝の1日で中心気圧が50hPa以上低下する「爆弾低気圧」となっている。

全国の広い範囲で冬の嵐となり、爆弾低気圧が北海道付近に長く停滞することで、全国の広い範囲に強い寒気が継続的に流れ込むため、場所によっては19日朝まで長時間にわたって警戒が必要。特に、東-北日本では多いところで新たに1メートルを超える雪が降り、猛吹雪によるホワイトアウトの可能性があるという。