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杉村倉庫、大阪港・福崎倉庫の機能強化へ新棟建設

2014年12月18日 (木)

ロジスティクス杉村倉庫は18日、大阪市港区福崎の同社大阪港営業所福崎倉庫の一部を取り壊し、新たに物流倉庫を建設する、と発表した。45億6000万円を投じる。

福崎倉庫は大阪港に近く、大阪市街へのアクセスに優れており、地理的な優位性を活かして多様なニーズに対応できる物流拠点とするため、新倉庫を建設することにしたもの。

施設は1階両面と3階片面にトラックバースを備え、垂直搬送機・エレベーターを活用して少量多品種商品の荷捌き作業などを効率化する。既存の貨物保管機能、通関業務などによる輸出入貨物の取り扱い、流通加工サービス、エンドユーザーへの輸配送サービスを一元的に提供できる体制を構築する。

福崎倉庫で新倉庫の建替え工事を実施することに伴い、取り壊し倉庫の残存簿価の除却、解体撤去費用を固定資産の減損損失として特別損失に3億9300万円計上する。これにより、通期最終利益予想を1億9000万円引き下げ、2億8000万円に修正した。

■建設計画
所在地:大阪市港区福崎3丁目1-148(大阪港営業所)
敷地:大阪港営業所
敷地面積:7万3654平方メートル
建物倉庫:4階・事務所7階建て1・3階バース
建築面積:1万1000平方メートル
延床面積:3万4000平方メートル
着工:2015年5月
竣工:2016年7月

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