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アズスタッフ、ネパール人ドライバー4人を採用支援

2025年11月11日 (火)

産業・一般人材サービスのアズスタッフ(東京都新宿区)は11日、特定技能ドライバーの採用を目指す運送業のGBtechnology(渋谷区)を支援し、先月9日にネパール人のトラックドライバー4人が採用されたと発表した。すでに同社に教育を受け、日本語能力試験(N4)と技能評価試験に合格しているため、最短3か月で来日できる。

同社は積極的な外国人雇用を行っており、荷物の仕分け業務や翻訳通訳業務にネパールやミャンマー、インドネシア、中国などの出身者52人を技能実習生などとして受け入れている。今回は特定技能制度でトラックドライバーを採用しようと、同社の支援を受けた。

特定技能制度で外国人ドライバーを採用するには、通常、日本語評価試験の学習に5‐6か月、技能評価試験の学習に1か月程度かかり、そこから入国ビザの取得手続きなどに3‐4か月の期間が必要となる。

▲学科教習の実際の写真(出所:アズスタッフ)

しかし、同社は現地に自動車教習所の元指導員を派遣するなどして、日本でドライバーとして働くための教育を実施。優秀な人材を日本の企業に紹介している。ネパールは、自動車が左側通行など交通ルールが日本に近く、日本での運転にも慣れやすい。今回採用されたドライバーもビザ取得など入国手続きが済み次第、来日できる。

現地で面接を行ったGBtechnologyの担当者は「入国前の現地での教育が非常に大切で、特に人身事故や重大事故を起こした場合の罰則など日本の法律を教えることが重要だと感じた。ドライバーの人員不足を補うため、今後も外国人ドライバーを採用する予定で、課題解決に向けた検討も進めていきたい」などとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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