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乾汽船、不動産の修繕費増で通期下方修正 

2025年11月11日 (火)

財務・人事乾汽船は11日、2026年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。売上高は前回予想から8400万円減の323億4000万円、営業利益は6000万円減の8億1000万円、経常利益は8200万円減の5億9600万円、最終利益は3700万円減の5億7000万円を見込む。

不動産事業で保有物件の維持・更新費用が増加し、営業利益の減少を見込むため。外航海運事業と倉庫・運送事業は概ね期初想定どおりに推移している。

同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比6.0%減の156億9200万円、営業損益が7100万円の赤字(前年同期は28億2400万円の黒字)、最終損益が900万円の赤字(32億6100万円の黒字)と悪化。

外航海運は国際市況の軟化で減収減益、物流部門は倉庫や引越事業が堅調で増益を確保した。不動産事業は「プラザ勝どき」閉館に伴い減収となった。通期では市況回復を見込みつつも、修繕費の増加が収益を圧迫する見通し。

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LOGISTICS TODAY編集部
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