国際DHL(ドイツ)は10日、ドイツ国内の郵便・宅配部門で、独自開発のEV(電気自動車)向け充電、負荷管理システムの導入を完了したと発表した。グループ傘下のストリートスクーターとエンジニアリング企業IAV(東京都千代田区)が共同開発した。

(出所:DHL)
新システムでは、電力の流れを自動的に制御し、ピーク負荷の抑制や再生可能エネルギーの有効活用を可能にする。これにより、エネルギーコストの削減と運用の安定化を図る。導入前の実証実験では、600台の電動車両を用いた検証を実施し、これを基に郵便・宅配部門全体で3万5000台の電動車両へ展開した。
システムは車両の充電状況や温度条件に応じて24時間単位で最適な充電計画を自動生成するほか、外部システムとのデータ連携にも対応する。これにより、車両稼働状況の可視化やエラー解析の迅速化も可能になる。
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