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椿本チエイン、3次元搬送コンベヤの販売拡大へ合弁会社

2011年5月9日 (月)

産業・一般FL社のフレックスリンクシステム椿本チエインは9日、スウェーデンのフレックスリンク(FL)社と合弁会社「ツバキフレックスリンク」を設立し、FL社商品「フレックスリンクシステム(軽量物3次元搬送コンベヤ)」の日本国内独占販売会社として、6月1日から営業を開始すると発表した。

 

FL社は、3次元搬送など多彩な搬送スタイルに対応するアルミフレーム・プラスチックチェーンを使った軽量物搬送コンベヤ「フレックスリンクシステム」を製造販売しており、グローバルな製造・販売ネットワークを構築。このアルミフレーム・プラスチックチェーンを使った軽量物3次元搬送コンベヤの分野で、圧倒的な強みを発揮している。

 

椿本チエインは、産業機械用部品、搬送システムの中間領域をモジュールビジネスと位置付け、事業領域を拡大。新事業分野の商品ラインアップ強化を狙いに、2010年7月にFL社と「フレックスリンクシステム」の販売契約を締結し、日本国内での同社製コンベヤシステムの販売を行ってきた。

 

今回の合弁会社設立は、両社の関係強化を図ることにより、両社のエンジニアリング力、ソリューション提供力、椿本チエインの国内販売ネットワークを生かした営業活動を強化し、日本市場での「フレックスリンクシステム」の販売拡大を図るもの。2011年度に9億円、13年度に15億円の売上を目指す。