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【決算】福山通運、震災関連の特損9.8億円

2011年5月13日 (金)
2011年3月期連結(単位:百万円)
 2011年3月期2010年3月期増減率
売上高255,611237,7157.5%
営業利益13,09612,5244.6%
経常利益14,27212,73212.1%
当期純利益8,3997,54311.4%

財務・人事主力の運送事業で新規顧客の開拓に努め、小口化戦略を推し進めるとともに、採算を重視した営業に注力。また、羽田・北九州空港間を就航しているスターフライヤー便とトラック輸送を組み合わせた「トラック&エア・エクスプレス」輸送の充実に努めるなど、翌日配達網の拡大とサービスレベルの向上に取り組んだ。

 

ネットワーク拠点の整備では、施設の有効活用を進めるためグループ会社間の集配拠点の統廃合、協力会社2社の子会社化など、企業間物流の基盤強化に努めた。このほか、グループ内の幹線業務の効率化や調達物流への取り組みを強化するため新たに子会社を設立、外注費抑制などコスト削減にも配慮した。この結果、運送部門の売上高は2297億5900万円、営業利益が121億9400万円となった。東日本大震災に伴う施設の損壊、撤去、復旧費用などに対し、9億8100万円の特別損失を計上した。