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15年3月期第3四半期決算

NSU内航、セメント貨物減少で営業益28.6%減

2015年2月2日 (月)

財務・人事NSユナイテッド内航海運が1月30日に発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、鉄鋼輸送が増加し売上高が7.1%増加(前年同期比)したものの、セメント需要の減少に伴うセメント関連貨物の輸送量が減少し、電力関連貨物も低調だったことから、営業利益は28.6%減の10億円にとどまった。

主力の内航海運事業は、鉄鋼関連貨物の輸送量が4%が増加した一方、セメント関連貨物はセメント需要の減退で11%減り、電力関連貨物も火力発電所の稼働状況が停滞している影響で4%減少。ほかの一般貨物の荷動きも天候不順の影響を受け、2%減となった。

港湾運送事業は、東日本大震災の復興需要を中心に公共事業や建設工事向け需要が堅調に推移したものの、荒天の影響で取扱業務量が前年同期水準をやや下回った。LPGタンクローリーなどの輸送事業は、LPG・石油製品ともに需要が減少し、前年同期実績を下回った。

[NSユナイテッド内航海運]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第3四半期2014年3月期第3四半期増減
売上高16,53415,4437.1%
営業利益1,0001,000-28.6%
経常利益9691,355-28.5%
当期純利益602922-34.7%