三井倉庫HD、神戸に3か所目のヘルスケア専用施設用地

ロジスティクス三井倉庫ホールディングスは23日、医薬品や医療機器を取り扱うヘルスケア事業の専用施設用地として神戸市須磨区に7929平方メートル（2399坪）の土地を取得した、と発表した。

取得した用地は、同区で建設中のヘルスケア事業専用施設「西神戸事務所第2センター」（4月末竣工）に続く、「西神戸事務所第3センター」（仮称）を建設する計画。

同社は関東地区でも「北埼玉事務所第1センター」（仮称）（9月竣工）を建設しているが、さらに施設棟の拡充を計画し、需要拡大に備える。

同社は医薬品・医療機器を中心としたヘルスケア事業の基盤強化の一環として、2012年11月に「西神戸事務所第1センター」を竣工。これに続く形で東西2拠点に同スペックの高機能専用施設を建設している。今回の用地取得は今後のさらなる基盤強化策として行ったもので、同社は「三大都市圏のヘルスケア貨物の取扱施設を、近い将来のうちに8施設（専用施設5施設）とする」計画を明かした。

これらの施設は、今後の需要の伸びが見込まれる医薬品・医療機器の市場への安定供給につあんがるだけでなく、施設を東西の拠点に分散することで顧客のBCP対策にも対応する。

■建設中のヘルスケア事業専用施設
名称：西神戸事務所第2センター
所在地：神戸市須磨区弥栄台3
延床面積：1万3400平方メートル（4050坪）
竣工予：2015年4月末

名称：北埼玉事務所第1センター（仮）
所在地：埼玉県加須市芋茎
延床面積：1万9200平方メートル（5800坪）
竣工：2015年9月