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三井倉庫HD、加須にヘルスケア専用物流拠点完成

2015年9月16日 (水)

メディカル三井倉庫ホールディングスは16日、関東地区で初となるヘルスケア事業専用の物流施設「関東P&Mセンター」を埼玉県加須市に完成させ、同日から稼動を開始すると発表した。

三井倉庫HD、加須にヘルスケア専用物流拠点完成

これを機に同社はヘルスケア専用施設の名称を「P&Mセンター」に統一。稼働中の西神戸事務所も「関西P&Mセンター」へと段階的に名称変更する。

▲商標登録出願中のロゴマーク

▲商標登録出願中のロゴマーク

併せて医薬品・医療機器を取り扱う物流施設、同社グループが提供するヘルスケア関連事業のトータルサービスの新ブランドロゴとして「Pharma&Medical Innovation」(ファーマ&メディカルイノベーション)を使用する。

新センターは、医薬品・医療機器業界で製造、卸売販売の関連拠点と連携しやすい埼玉東部(関東中央部)に位置し、圏央道白岡菖蒲ICへも4キロと近い。東西南北につながる広域幹線道路網を通じ、東日本だけでなく全国各地への配送が可能となっている。

神戸市で稼働中の西神戸事務所第1センター(2012年11月竣工)、第2センター(15年5月竣工)と同様に、医薬品・医療機器のセンター運営から配送まで一貫した物流サービスを提供する。ヘルスケア事業専用施設に必要とされる厳密な温度管理体制、高度なセキュリティを確保している。

東日本でヘルスケア事業専用の物流拠点が完成したことにより、同社は東西でヘルスケア専用の高機能物流施設を展開することになった。これらの施設は、今後も需要の伸びが見込まれる医薬品・医療機器の取り扱いに必要な高度な品質管理への対応、市場への安定供給を実現。施設の東西分散化により顧客のBCP対策に寄与していく。

■関東P&Mセンターの概要
住所:埼玉県加須市芋茎1248-12
規模:3階建て、延床面積5900坪
主な設備:免震装置、自家発電装置(72時間)、屋上太陽光発電(300Kw)、全館LED照明、全館ICカードによる入退館、機械警備など