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日本金属工業、タイに精密圧延品の合弁生産拠点

2011年6月7日 (火)

ロジスティクス日本金属工業は6日、同社とタイのジュタワンメタル社(JTW社)、大陽ステンレススプリング社(TSS)の3社によるステンレス精密圧延品の販売を行う合弁会社を設立することで合意したと発表した。

 

日本金属工業はコアシリーズ商品である精密圧延品の販売を月2000トンまで拡大する目標を掲げ、需要の拡大が期待されるタイでの現地法人化を検討してきた。

 

タイに本社、工場を置くJTW社は、同社が拡販を目指す精密圧延品の販売に必要な加工設備、倉庫を保有しており、ステンレス製品の販売では、タイを代表する会社であることから、合弁パートナーとして最適と判断した。

 

合弁会社は日本金属工業や同社の台湾合弁会社・結進日金工精密金属股フン有限公司を中心に母材、製品の仕入れを行い、必要に応じてJTWに加工を依頼して、精密圧延品、プレスプレートなどの製品を販売する計画。7月に合弁契約を締結し、9月をめどに合弁会社を設立する。