向栄物流に事業停止命令、12t積みトラックに25t積載

行政・団体中部運輸局は20日、東名高速道路で過積載運行を行ったとして静岡県島田市の運送会社、向栄物流に対し、7日間の事業停止と延べ130日間の車両使用停止の行政処分を行った。

同社は2013年12月22日17時頃、浜松市東区の東名高速道路下り線228.7キロポスト付近で、最大積載量1万2800キロの車両に飼料2万5640キロを積載・配送していたところを検挙された。

その後の調べにより、過積載運行の指示を事業者が行っていたことも判明。静岡運輸支局が2014年9月24日に一般監査を実施した結果、13項目にわたる違法行為を確認し、事業停止などの行政処分に至った。