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巨大溶接物の溶接誤差数ミリ

山九、引地氏が春の黄綬褒章受章

2015年5月19日 (火)

認証・表彰山九、引地氏が春の黄綬褒章受章山九は19日、同社グループの建設・重量物運搬部門を担う山九重機工勤務の引地進氏が春の黄綬褒章を受章したと発表した。山九グループの従業員が黄綬褒章を受章するのは初めて。

引地氏は46年間にわたって鉄工・製缶工として業務に携わり、巨大溶接物の溶接作業を誤差数ミリの精度で行うほか、2台の溶接機を同時に使用して歪みを抑えるなど、卓越した技術を持つ。

これまでの多くのプロジェクトで工数削減、品質改善に寄与しており、現在は山九重機工の川崎工場長を勤める傍ら、若手の指導・育成にも注力している。同氏は2012年に厚生労働省主催の「現代の名工、鉄工・製缶」の部にも選ばれた。