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山九、「現代の名工」に鉄工・製缶工の引地氏選出

2012年11月20日 (火)

認証・表彰山九は20日、グループ会社の山九重機工に勤務する引地進氏が、厚生労働省主催の「2012年度卓越した技能者表彰(現代の名工)」を受賞した、と発表した。

引地氏は神奈川県からの推薦で「鉄工・製缶」の部に選ばれた。43年間にわたって鉄工・製缶工として、巨大構造物の溶接作業を誤差数ミリの精度で行ったり、2台の溶接機を同時に使用して歪みを抑えるなどの卓越した技術が「工数削減や品質改善に大きく寄与している」と評価された。

同賞を受賞したのは、山九グループで初めて。

「現代の名工」は技能者の地位、技能水準の向上を図る目的で、1967年に創設された表彰制度で、今年度は全国で150人が選出、神奈川県からは引地氏を含む4人が選出された。