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ナビタイム、到着希望時間起点に配車計画できる機能追加

2015年5月28日 (木)

サービス・商品ナビタイムジャパンは28日、スマートフォンを活用した法人向けの運行管理サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」で、巡回経路探索エンジンを強化し、訪問先の到着希望時間を中心とした配車計画が立てられる機能を追加した。

この機能は、訪問先のうち1か所以上の到着希望時間を指定すると、それに合わせてすべての訪問先に対してルートや時間を最適化した配車計画を立てることができる機能。複数ある訪問先のうち、指定時間内に到着したい訪問先がいくつかある際の利便性が高まる。

これにより、配車計画を立てる際に、知識・経験が求められる複雑な配車がより簡単に、短時間で到着希望時間にマッチした配車計画を立てることができるようになる。また、指定時間内に到着できることで、ドライバーの現場での待機時間などを減らし、労働コストの削減や配送取扱能力の向上にも寄与する。

現在、物流業界では配送センターなどの物流拠点で荷降ろしや荷積みのために長時間の荷待ち時間が発生する、という問題を抱えており、主にトラックの出入りのコントロールがうまくできていないことが原因となっている。

長時間の荷待ち時間は、近隣に渋滞を発生させるという問題にもつながっていることから、新機能ではこうした物流業界の抱える問題を解決する機能として利用できる、としている。

ビジネスナビタイム動態管理ソリューションは、複数の社用車を保有している法人企業向けに、スマートフォンを活用した動態管理、カーナビゲーション機能を提供するクラウド型運行管理サービスで、パソコンとスマートフォン端末があれば、複雑なシステムを導入することなく、すぐに利用を開始できるのが特徴。

社用車の配車計画の作成、作業者の現在位置確認、作業ステータスの確認や登録、本格的なカーナビゲーション、メッセージの送受信などを行うことができる。

(出所:ナビタイム)

(出所:ナビタイム)