味の素、冷凍パンでインドネシアパン市場に参入

国際味の素は4日、インドネシアのパン市場に新規参入すると発表した。7月に冷凍パンの開発・製造・マーケティングを行う「インドネシア味の素ベーカリー」を設立し、2016年8月から販売を開始する。20年度に売上高1935億インドネシアルピア（18億円）を目指す。

同国では急速にパン食が普及しており、パン市場の規模は13年に4.6兆ルピア（432億円）、08-13年は年平均で13％成長していることから、同国のパン市場でまだ普及していない冷凍パンの製品開発・製造を行うことにした。

製造した製品はインドネシア味の素販売がジャカルタ都市圏を中心に販売。人口構成比率が拡大している中間層を主な購入者として想定する。