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アスクル、横浜センターを移転、出荷能力2倍に

2015年6月12日 (金)

拠点・施設アスクル、横浜センターを移転、出荷能力2倍にアスクルは12日、業容拡大に伴って増えている出荷量に対応するため、首都圏の物流網の一角を担う「横浜センター」(川崎市)を移転すると発表した。

移転先は、物流施設開発を手がけるレッドウッド・グループが建設中のマルチテナント型施設で、2016年5月に新拠点「アスクル・ロジパーク横浜」(ALP横浜)の稼働を目指す。

ALP横浜は、現拠点に比べて延床面積で2倍の規模となり、出荷能力も2倍の増強となる見込み。1基の大型ランプウエイを利用して4階部分まで大型トラックが各階に着床できるほか、屋根面には大規模な太陽光パネルを設置し、LED照明など環境対策にも対応する施設。

首都高速神奈川1号横羽線生麦ICに隣接し、横浜港の港湾施設や東京都を含む首都圏全域への交通アクセスに優れる。羽田空港へのアクセスも11キロと便利で、国際貨物の取扱いに適している。

アスクルでは、ALP横浜の新設を機に、現稼働センターや近隣に分散する複数の物流拠点の機能集約・統合を進め、より効率的な物流運営を図る方針。

■ASKUL Logi PARK横浜の概要
名称:(仮称)ASKUL Logi PARK横浜
所在地:神奈川県横浜市鶴見区生麦2-4-6
稼動開始:2016年5月
敷地面積:2万5500平方メートル(7700坪)
延床面積:5万平方メートル(1万5100坪)
建物階数:地上5階建(全棟賃借)
トラックバース数:88バース(各階計)
設備機能:太陽光発電、事務所内LED照明など
投資概算額:マテハン設備など40億円