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ネットスーパーへの不満、日中ともに配達料金が最多

2015年6月16日 (火)

調査・データGMOインターネットグループのGMOリサーチが日本と中国のモニターを対象に実施したネットスーパーの利用実態調査結果によると、ネットスーパーへの不満として「配達料金が高い」との回答が日中両国ともに最多を占めていることがわかった。

不満や要望を尋ねたところ、日本では「特にない」(19.2%)を除いて、「配達料金が高い」(33.2%)、「当日配達ができない(締切時間が早すぎる)」(22.5%)、「配達時間を指定したい(時間帯を細かく設定してほしい)」の順となった。

一方、中国では「配達料金が高い」(27.5%)、「当日配達ができない(締切時間が早すぎる)」(24.5%)、「配達時の破損・型崩れ(容器・商品)がある」(20.5%)となり、日中ともに料金や時間指定など配達に関する不満が多いことが浮き彫りとなった。

今後の利用意向は、日本では「今後も利用状況は変わらない」が60.3%だったのに対し、中国では「今後は利用が増える」が58.7%と半数を超える結果となった。

これらの結果に対し、同社は「日中ともに、ネットスーパーの配達に関する不満や要望が多いことから、今後は配達エリアや即日配達可能時間の拡大といった物流網の強化のほか、配達料金を抑える工夫や、配達料金に見合う付加価値の高い商品・サービスを提供していくことが、ネットスーパーの利用拡大につながる」との見方を示した。

ネットスーパーへの不満、日中ともに配達料金が最多

(出所:GMOリサーチ)