高千穂交易、米国法人が産機商品類の販売開始

国際高千穂交易は24日、米国カリフォルニア州サンマテオでことし1月に設立した現地法人「高千穂アメリカ社」が、オフィス家具からシステムキッチンなどの住宅設備、ATMなどの金融端末のアプリケーションに産機商品類の販売展開を図る事業を開始した、と発表した。

同社はこれまで中国、東南アジアでビジネスを展開してきたが、産機事業のポテンシャルが高い米国に拠点を設け、同国市場へ本格的に進出した。

米国市場では、可動部の動きにスムーズさと緩衝機能を組み合わせて快適空間を実現する産機商品類の特長が新たな付加価値として認められ、注目度が上がってきていることから、主に住宅設備市場を中心にスライドレールやダンパー、コンストンバネ、ケーブルガイドなどの販売活動を展開する。

3年後の2018年に5億円の売上を見込む。