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山九 4-6月期、機工事業不振で営業益16.7%減

2015年7月31日 (金)

ロジスティクス山九が7月31日に発表した4-6月期連結決算は、物流事業が堅調に推移した一方、機工事業の作業量が減少し、16.7%の営業減益となった。売上高営業利益率は前年同期の4.7%から3.8%へと悪化した。

物流事業は、主要港のコンテナ取扱量が低調に推移した影響で港湾事業収入が減少。3PL事業は国内で消費財を中心に取扱量が増え、新規倉庫の立ち上げ、輸送利益率の改善もあって増益となったが、低収益作業が増加したことで大幅な改善には至らなかった。

国際物流は中国、米国で自動車関連物流が増加し、東南アジアの設備輸出取扱量が好調に推移。構内物流も国内外で利益率が改善し、物流事業全体で利益を19.2%伸ばした。物流事業の売上構成は53.3%。

[山九]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第1四半期2015年3月期第1四半期増減 
売上高
117,588115,2942.0%
営業利益
4,4865,384-16.7%
経常利益
3,8675,663-31.7%
当期純利益
2,1203,421-38.0%