ロジスティクストナミホールディングスが6日に発表した4-6月期連結決算は、運賃・料金単価の改善継続、燃料価格の低下などにより、営業利益が54.6%の増益となった。売上高経常利益率は前年同期の2.7%から4.1%へと改善した。
主力の物流関連事業は、消費税増税前の駆け込み需要の反動減から回復し、消費財・流通小売関連の取扱量が堅調に推移。実運送、利用運送、3PL事業で収受運賃・料金へのコスト転嫁や燃料価格の低下で部門利益が63.5%増加した。
中間期の業績予想に対する進捗度は、売上高が49%、営業利益が62.3%、純利益が61.2%と順調に推移している。
[トナミホールディングス]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 30,060 | 29,432 | 2.1% | |
営業利益 | 1,245 | 805 | 54.6% | |
経常利益 | 1,372 | 935 | 46.7% | |
当期純利益 | 918 | 603 | 52.0% |