ロジスティクス日本トランスシティが7日に発表した4-6月期連結決算は、港湾運送の取扱いが低調に推移したものの、国際輸送が堅調に推移し、営業利益を24%伸ばした。売上高経常利益率は前年同期の3.8%から4.7%へと0.9ポイント改善した。
倉庫保管残高、物流加工業務の取扱量が減少した一方、入出庫取扱量は増加。港湾運送では、四日市港の海上コンテナ取扱量が減少したことを受けて、輸入原料の取扱量も減少するなど全般的に低調に推移した。
陸上運送業は、主力のトラック輸送の取扱量が減少したものの、バルクコンテナ輸送が微増、国際複合輸送業は航空輸送の取扱量が減少し、海上輸送は輸入が減少、輸出は増加した。
[日本トランスシティ]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 22,937 | 22,575 | 1.6% | |
営業利益 | 1,079 | 869 | 24.0% | |
経常利益 | 1,227 | 1,011 | 21.4% | |
当期純利益 | 742 | 628 | 18.1% |