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セイノーHD 4-6月期、運賃適正化に注力、営業益83%増

2015年8月11日 (火)

ロジスティクスセイノーホールディングスが11日に発表した4-6月期連結決算は、収受運賃・料金の適正化と路線乗務社員の定着、採用力向上に取り組み、営業利益が前年同期比83%増の増益となった。売上高営業利益率は前年同期の2.3%から4.2%へと改善した。

中核の西濃運輸では、新規顧客の獲得、ロジスティクス事業の拡大を図りながら適正運賃・料金収受、燃料サーチャージ収受の積極的な交渉を進め、営業戦力・費用の適正管理に取り組むことで収益の確保に注力。600キロ圏内運行のドッキング化による運行便の仕組みを変更し、路線乗務社員の定着と採用力の向上を図った。

中間期の業績予想に対する進捗度は、売上高が49.3%、営業利益が67.5%、純利益が69.8%と順調に推移している。

[セイノーホールディングス]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第1四半期2015年3月期第1四半期増減 
売上高
131,126129,4091.3%
営業利益
5,4782,99283.0%
経常利益
6,1913,63470.3%
当期純利益
3,8382,55450.2%