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三河港神野地区で耐震強化岸壁の工事現場点検

2015年8月17日 (月)

国内三河港神野地区で耐震強化岸壁の工事現場点検三河港湾事務所はこのほど、事務所職員と三河港工事安全連絡協議会のメンバー合わせて12人で神野地区耐震強化岸壁の工事現場の安全性、作業環境の点検を実施した。

当日は気温33度、湿度66%と熱中度指数30のレベル4(厳重警戒)のなか、地盤改良の準備や土砂掘削など重機による作業を行っていた。パトロール参加者は飴をなめるなど熱中症対策をして不安全な行動や危険個所がないかの点検を行った。

パトロール後の意見交換では、「吹き流しの設置位置が低い」「歩行者通路の幅が狭く歩きにくい」といった改善意見が寄せられ、その場で是正した。

三河港神野ふ頭西地区では、自動車産業を物流面から支えるとともに、地震時に背後圏の緊急物資輸送や完成自動車など幹線物流の継続性を確保するため、2014年度から耐震強化岸壁(水深12メートル)の整備を行っている。

同事務所では「本格的な夏を迎え、暑い季節に熱中症や注意力の低下による事故の発生が懸念されるとともに台風の襲来も危惧されることから、同様の安全パトロールを月1回定期的に実施するとともに、引き続き工事現場の安全対策強化に取り組んでいく」としている。