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CRE、羽生市で特定テナント向け新物流施設に着工

2015年8月28日 (金)

拠点・施設CRE、羽生市で特定テナント向け新物流施設に着工シーアールイー(CRE)は27日、埼玉県羽生市で開発を進めている物流施設「ロジスクエア羽生」に着工したと発表した。

同施設はすでに入居テナントが決まっている専用センターとして建設する。設計・施工は五洋建設で、テナント企業の要望を取り入れながら2016年7月の竣工を目指す。

開発地は東北自動車道羽生ICから4.5キロに位置し、北関東自動車道の全線開通や圏央道の延伸で、東北自動車道を基軸とした広域ネットワークの形成が期待されているエリア。

テナント企業からのニーズに基づいて土地を選定・取得したもので、希望に合った立地、面積を兼ね備えた整形地となっている。市街化調整区域内に立地しているが、賃貸用物流施設として許認可の取得を済ませていることから、倉庫業法に基づく営業倉庫登録が可能。

施設は3万6224平方メートルの敷地に地上2階建て、計画延べ面積3万8857平方メートルの大型物流施設として開発する。マスタープランとして、1階に低床倉庫と両面バースを配置、敷地内車両動線は出入口を分けたワンウェイとし、敷地内に大型車両50台以上の待機スペースを確保することで効率的な入出庫オペレーションに配慮する。

雨天時の入出庫作業を考慮し、両面バースの大庇張り出し長を14メートル確保。倉庫部分の基本スペックとして床荷重は1平方メートルあたり2トン、有効高さ各階6メートル以上の設計とするなど、テナント企業のニーズを取り入れながら、自社の基本スペックを満たす計画とする。

■ロジスクエア羽生の計画概要
所在地:埼玉県羽生市大字秀安
敷地面積:3万6224.84平方メートル(1万9581坪)
用途地域:無(市街化調整区域)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造:鉄骨造・地上2階建て
延べ面積:3万88579平方メートル(1万1754.26坪)
着工:2015年8月18日
竣工:2016年7月中旬