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DMG森精機、輸出梱包に独自シートを採用

2015年9月8日 (火)

サービス・商品DMG森精機は、海外に工作機械を輸出する際に自社ブランドロゴ「DMG MORI」をあしらった自社製シートで包装する取り組みを今月1日から開始した。

工場から出荷された工作機械は、海貨事業者の倉庫に搬入され、主に海上輸送に適した梱包を施して船積みされているが、一般的な箱型のドライコンテナに入らない大きさのものが多いため、特殊なフラットラックコンテナに積載して輸送している。

フラットラックコンテナには、屋根と2面の側壁がないため、外部環境から工作機械を守るための鉄製の枠内に入れ、その上から防塵・防滴のためのブルーシートをかけており、どの貨物も似たような外観になりがちで、海貨事業者は中身を外観から判断できず、精密機械がほかの貨物と同じ扱いを受けることになっている。

そこで、同社は海貨事業者と協議した上で、自社シートを製作。ブランドロゴを掲出するとともに、精密機械であることを明示し、荷扱上のケアマークを充実させて取り扱う際に注意を強く喚起するようにした。