ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

西友、ネット購入向けの受取り選択肢を拡大

2015年9月18日 (金)

荷主西友は18日、ディー・エヌ・エーと協働で運営するネットスーパー「SEIYUドットコム」で、9月29日からネットスーパーで注文した商品を自宅以外で受け取れるセルフピックアップサービスの本格導入を開始する、と発表した。

導入するセルフピックアップサービスは、ネットスーパー購入品を専用ロッカーで受け取る「うけとロッカー」タイプと、サービスカウンターなど西友店舗の店頭で受け取る「どーぞカウンター」タイプの2種類を用意。顧客の都合に合わせた受け取り方法の選択肢を提供し、買い物時間、レジ待ち時間、宅配・再配達を待つ時間を短縮できるなどの効果を見込む。

「うけとロッカー」は、顧客がネットスーパーで商品注文時に指定した受け取り場所・時間帯に付与されたパスワードを入力することで、専用ロッカーから商品を受け取る仕組み。3月から長野県松本市の元町店で「うけとロッカー」のパイロットプログラムを実施し、想定以上に利用されていることから、首都圏で本格展開することにした。

西友浦安店(千葉県市川市)、西友本八幡店(前)、西友武蔵新城店(神奈川県川崎市)の店頭設置を皮切りに、今後3年間で西友150店舗、西友店舗以外でも仕事帰りなどの生活動線上の駅や、毎日の買いものが不便な立地にある工場やオフィスなどで設置する計画。

「どーぞカウンター」は顧客がネットスーパーで商品注文時に受け取り店舗と時間帯を設定し、店頭での本人確認後に商品を受け取る仕組みで、西友成増店(東京都板橋区)、西友行徳店(千葉県市川市)を皮切りに2015年中に数店舗、今後3年間で150店舗で展開する。

うけとロッカー、どーぞカウンターの利用料はそれぞれ1回300円で、購入額3000円以上の場合、無料となる。