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岐阜プラスチック工業、東栄管機を子会社化

2011年8月23日 (火)

メディカル岐阜プラスチック工業はこのほど、硬質塩化ビニル管継手を中心に上下水道資材、配管設備、建築資材の製造販売を手掛ける東栄管機(東京都世田谷区)の株式過半数を取得し、同社を子会社化したと発表した。

 

2012年3月をメドに岐阜プラスチック工業が同社の株式を100%取得し、完全子会社化を目指すとともに、塩化ビニル管継手事業を東栄管機に統合し、両社が持つ商品、販売網、生産設備、人員などを効率的に活用することで、シナジー効果を実現し、同事業で3年後に売上高100億円を計画目指す。

 

岐阜プラスチック工業社は、物流産業資材、日用品、建築用土木資材、食品包装容器、OA機器や家電製品の部品、医療関連品などの幅広いプラスチック製品の製造販売を手掛けている。

 

塩化ビニル管継手分野では、1963年に岐阜プラスチック工業が製造販売を開始した後、71年に分社化したリス興業に事業を引き継ぎ、展開してきた。

 

東栄管機は硬質塩化ビニル管継手を中心に、上下水道資材、配管設備、建築資材の製造販売会社として発展し、良好な収益性、財務内容を維持している。排水管継手では20%の高いシェアを持ち、中でも大口径継手(200ミリメートル以上)の販売量、市場認知度は業界トップに位置する。