ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通、仙台空港物流センターの営業を再開

2011年9月2日 (金)

ロジスティクス仙台空港物流センター日本通運は1日、東日本大震災で被災した仙台航空支店仙台空港物流センター(宮城県岩沼市)の営業を再開した。

 

仙台空港物流センターは、東北地方の国際航空貨物取り扱いの中心拠点で、今回の震災では地震と津波により甚大な被害を受けた。

 

同社は、震災の翌週から被災地の顧客の物流ニーズに対応するCSデポを山形航空支店内に設置し、仙台と東京からスタッフを派遣、4月1日には仙台支店ターミナル事業所(仙台市若林区)内に被災した仙台空港物流センターの代替施設を設置し、国際航空貨物の取り扱いとロジスティクス機能を回復させ、顧客のサプライチェーン維持を支援してきた。

 

9月末に予定されている仙台空港発着の国際定期便再開に先立つ形で、同物流センターを稼動することにより、物流を通して被災地復興を支援する体制を整える。

 

また、営業再開にあわせて、作業エリアを増床、保税エリアも1-3階まですべてのフロアに新設し、多機能型ディストリビューションセンターとしての機能を強化している。

 

同社は「仙台空港物流センターの営業再開により、東北地方の復興支援を加速させるとともに、より高品質なロジスティクスサービスの提供を行っていく」としている。

 

■仙台航空支店仙台空港物流センター
所在地:宮城県岩沼市空港南四丁目1番8
TEL:0223-25-2533
FAX:0223-25-8178
営業開始日:2011年9月1日
作業エリア:3066平方メートル
保税エリア:3940平方メートル