荷主日立製作所は16日、日立産機システム、日立産業制御ソリューションズと共同で、IoTやグローバル展開に対応する次世代型の産業用コントローラを開発したと発表した。
次世代型産業用コントローラのミドルレンジ機を日立産機から、ハイエンド機を日立産業制御からそれぞれ製品化し、2016年4月から段階的に販売を開始する。
日立は5月1日付でインダストリアルプロダクツ社を設立するなど、産業機器事業のグローバル競争力を強化しつつ、IoT分野で事業拡大に注力しており、今回販売を開始する産業用コントローラもこうした方針に基づいて開発・製品化するもの。
主に、包装機械、搬送機械、工作機械、半導体・液晶製造装置、計装など幅広い産業分野向けに拡販していく。