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北海道太平洋側港湾BCP、開発局が啓開先決定

2015年11月16日 (月)

国内来年3月末までに「北海道太平洋側港湾BCP」策定を目指す北海道太平洋側港湾BCP策定検討会は、10月30日に開催した2回目の会合で、複数の港湾が被災した際の航路啓開優先港の決定方法、関係機関の役割分担などを決めた。

航路啓開優先港は、北海道開発局と港湾管理者、第一管区海上保安部が被災情報の共有や航路啓開優先港の調整を行い、北海道とも情報共有を図った上で、最終的に北海道開発局が航路啓開優先港を決めることとした。その後、災害協定締結団体(港湾関係団体)に啓開作業を要請する。

次回の検討会は年明け1月に開催し、港湾利用が困難な場合の代替輸送のあり方、港湾への応援職員の派遣や重機など資機材の調達――について協議する。