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ローランド、AEO「特定輸出者」の認証取得

2011年9月8日 (木)

産業・一般ローランドは7日、AEO制度のひとつ、特定輸出申告制度に基づいた「特定輸出者」の認定を1日付で名古屋税関から取得したと発表した。

 

AEO制度は、セキュリティ管理とコンプライアンスの優れた事業者に対し、迅速で簡易な税関手続きを優遇する制度で、日本では現在、特定輸出申告制度、特例輸入申告制度、特定保税承認制度、認定通関業者制度、特定保税運送制度、認定製造者制度――の6つのAEO制度がある。

 

ローランドは17か国22か所の拠点を持ち、約130の国・地域で製品の販売を行っていることから、特定輸出者として認定を受けることで、輸出貨物を保税地域に搬入することなく輸出申告し、輸出許可を受けることが可能となる。また、税関による審査・検査が簡素化されるため、同社では「これまで以上に輸出業務の効率化が図られる」としている。

 

今後は同制度を利用し、輸出通関手続きの効率化を図るとともに、サービス向上につなげる。