認証・表彰国土交通省海事局は27日、米国沿岸警備隊から21世紀に向けたクオリティ・シッピング計画で求める水準を継続的に満たしている行政当局として表彰を受けたと発表した。
米国沿岸警備隊は、2001年からこの計画を開始し、米国内で実施しているポートステートコントロール(PSC)で、過去3年間の拘留率が1%未満となっている船舶を特定、公表していることに加え、ことし3月からは、計画の水準を満たす船舶、運航会社、旗国に対し、それぞれ表彰している。
日本籍船は過去3年間、米国内のPSCで拘留がなかったことから、旗国の日本が米国沿岸警備隊のQUALSHIP21賞を受賞した。
日本以外にはバハマ、ベルギー、バミューダ、カナダ、ケイマン諸島、デンマーク、フランス、ジブラルタル、ギリシャ、香港、インド、マン島、リベリア、マレーシア、マーシャル諸島、オランダ、ノルウェー、韓国、スウェーデン、スイス、英国――の21か国・地域が表彰された。