ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大阪ガス、堺市で23万m3の大容量LNGタンク完成

2015年12月2日 (水)

荷主大阪ガス、堺市で23万m3の大容量LNGタンク完成大阪ガスは1日、堺市西区で建設していた「泉北製造所第一工場5号LNGタンク」が完成し、運用を開始したと発表した。

5号LNGタンクは、泉北第一工場の敷地内に地上式としては世界最大級となる23万立方メートルの容量で建設した大型タンク。内槽材料として初めて「7%ニッケル鋼」を採用し、従来の鋼材と同等性能を持ちながら内槽材料コストを抑えた。

外側のコンクリート壁の施工には、新工法「スリップフォーム工法」を取り入れ、これまでの工法では9か月かかっていたコンクリート壁構築工期を20日に短縮した。

■泉北製造所第一工場5号LNGタンクの概要
建設地:大阪ガス泉北製造所第一工場
工期:2012年9月-2015年11月
タンク種別:PC LNGタンク
タンク容量:23万立方メートル
内槽内径:87メートル
液面高さ:38.7メートル
防液堤外径:90.8メートル
外槽頂部までの高さ:58.4メートル
防液堤高さ:43.6メートル

■泉北製造所第一工場
所在地:大阪府堺市西区築港浜寺町4
稼働開始:1971年10月
面積:28万1000平方メートル