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15年のチェーンストア販売額、0.9%増で19年ぶりプラス

2016年1月22日 (金)

調査・データ日本チェーンストア協会が21日発表した、2015年のチェーンストア販売概況によると、店舗調整後の総販売額は13兆1682億円で前年から0.7%増加し、19年ぶりのプラスとなった。

調査対象58社で店舗数は前年に比べ12店舗増えたが、売場面積が1.4%減少した。部門別販売額は、食料品が8兆4667億円で2.5%増加したものの、衣料品が1兆1919億円(2.1%減)、住関品が2兆6873億円(2%減)、サービスが397億円(3.5%減)、「その他」が7824億円(4.6%減)で減少となった。

チェーンストアの売上高は、1-3月では食料品が好調に推移した一方、衣料品、住関品が気温の影響や駆け込み需要のあった商品が不調に終わった。

4月以降一部の商品に駆け込み需要の反動が影響したものの、食料品、衣料品、住関品ともに動きは良かった。一方で、6月は気温上昇の遅れがあったことで衣料品、住関品が伸び悩んだ。

7-8月では農産品の相場高の影響もあり食料品が好調だったことに加え、衣料品、住関品も気温の上昇が拍車をかけ季節商品を中心に動きが良かった。

9-10月では食料品が農産品を中心に好調に推移し、衣料品、住関品も微増で動いた。11-12月は、引き続き食料品が堅調に動いたが、衣料品、住関品は暖冬の影響を受け季節商品が苦戦した。

■部門別販売額(前年対比は店舗調整後)

取扱部門
構成比(%)販売金額(万円)前年比(%) 
総販売額
100.01,316,828,891100.7
食料品
64.3846,677,253102.5
 農産品
9.1119,526,208105.3
 畜産品
7.598,624,101103.2
 水産品
6.079,093,748101.8
 惣菜
7.598,939,340107.1
 その他食品
34.2450,493,856100.9
衣料品
9.1119,196,19697.9
 紳士衣料
1.823,767,82895.2
 婦人衣料
2.735,936,83096.5
 その他の衣料
4.559,491,53899.9
住関品
20.4268,730,03698.0
 日用雑貨品
8.3109,090,79598.7
 医薬・化粧品
3.141,038,87096.4
 家具・インテリア
4.559,229,123100.1
 家電製品
1.114,012,14799.2
 その他商品
3.445,359,10194.9
サービス
0.33,977,69996.5
その他
5.978,247,70795.4