ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住友商事、ブラジルで風力発電向け鍛造事業へ参画

2016年1月28日 (木)

荷主住友商事は28日、日本製鋼所(東京都品川区)、ブラジル最大の鉄鋼メーカー「ゲルダウ」(リオグランドスル州ポルトアレグレ市)と合弁会社「ゲルダウサミット」を設立すると発表した。

合弁会社は、ブラジルで風力発電向け鍛造品の製造・販売事業へ参画し、ゲルダウの既存事業である鋳鍛造製品の製造・販売事業も手がける。

ブラジルでは現在、電力需要の増加に対応するため、風力発電の割合を2015年の6%から24年に11%まで増やすことを目指し、政府が風力発電事業の導入支援、風力発電関連部品の国産化政策を打ち出している。

合弁会社は、既存の鋳鍛造製品と同様に国際市場で十分な競争力のある製品供給を行うことで、メルコスール(南米南部共同市場)地域で風力発電向け鍛造品の「最重要拠点」となることを目指す。