三井住友建設、東京倉庫3号倉庫を竣工

3号倉庫の外観

ロジスティクス三井住友建設は5日、免震構法とミック構法を組み合わせて建設を進めていた、東京倉庫発注の免震倉庫・3号倉庫が竣工したと発表した。

竣工した倉庫は「杭頭免震構法」と、柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造とする「ミック構法」を組み合わせて適用し、安全性・経済性・短工期を実現した「免震倉庫」で、地震の揺れを5分の1に抑えるという。

また、東京倉庫の2号倉庫は2005年に同様な免震倉庫として、同社の設計施工により建設されたが、3月11日の東日本大震災でも荷崩れが一切発生せず、同社では「免震効果が確認された」としている。

■東京倉庫3号倉庫の概要
所在地：東京都品川区勝島
規模：地上5階塔屋1階
構造：柱鉄筋コンクリート造、梁鉄骨造、免震構造
建築面積：3899m2
延床面積：1万6509m2
発注者：東京倉庫
設計：三井住友建設一級建築設計事務所
監理：日通不動産東京支店、三井住友建設一級建築設計事務所
監理：三井住友建設東京建築支店