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JLL、独立系不動産鑑定会社の森井総合鑑定を買収

2016年3月2日 (水)

荷主ジョーンズラングラサール(JLL、東京都千代田区)は、独立系不動産鑑定会社の森井総合鑑定(中央区)の全発行済株式を1日付で取得し、傘下に加えた。

同社はこれまでも海外の投資家、金融機関、事業会社を中心とする顧客に不動産鑑定評価サービスを提供してきたが、日本の不動産証券化市場の成長に伴う国内投資家からの不動産鑑定ニーズの急速な高まりで、海外から日本の不動産に対する問い合わせが増加。国内から海外への投資機会も増すなか、すべてのニーズに円滑に対応できる体制づくりが課題となっていた。

森井鑑定は1948年創業の独立系不動産鑑定会社で、J-REITから公的機関向けの鑑定まで幅広い実績があることから、同社を買収することで「より高い倫理観と専門的なノウハウを活かした質の高い鑑定業務」を提供できると判断した。

森井鑑定はJLLグループの傘下となるが、引き続き森井正太郎氏が社長を務め、JLLから独立した法人として存続する。