ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

DHL、FIA世界ツーリングカー選手権の輸送を受託

2011年10月28日 (金)

ロジスティクスDHLは27日、2011FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC2011)のオフィシャルロジスティクスパートナーとして、WTCC2011シリーズの全車両、装備の海上、航空、陸上による国際輸送を行うと発表した。国際輸送は欧州域内、南アメリカ・アジア向け輸送、欧州への返送も含まれる。

 

日本では、DHLグローバルフォワーディングジャパンが、FIA・WTCCレースの国際輸送の責任を担っているが、鈴鹿のレーストラックへの輸送は「成功裏に完了した」。レースカー24台、スペアパーツ、タイヤ、燃料などを含むチームやレースの装備を輸送した。

 

装備は9月に欧州を発ち、鈴鹿でのFIA・WTCCの開幕に先立ち、21日までに名古屋港、中部国際空港に到着。レース終了後、装備は11月4日から6日に次回のレース開催地である上海に向け、26日に日本を発った。

 

2010年に開始したDHLのFIA・WTCCとのパートナーシップは、移動式クレーン車を使用した会場でのコンテナの輸送に加え、貨物の取りまとめ、倉庫保管、通関手続きなどの手配がある。DHLは「セットアップと解体作業の厳しいスケジュールに対応することが課題だったが、DHLグローバルフォワーディングジャパンは舞台裏で、各チームの装備全てが鈴鹿、次の上海戦に時間通りに輸送されるべく万全を期してサポートした」としている。