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DHLグローバル、日本開催のFIAレースを輸送支援

2018年10月17日 (水)

ロジスティクスDHLグローバルフォワーディングは17日、日本で開催される国際自動車連盟(FIA)主催の世界耐久選手権(WEC)とFIA世界ツーリングカー・カップ(WTCR)に、エンド・ツー・エンドのマルチ・モーダル輸送を提供し、支援すると発表した。

ことしで7年目を迎える公式グローバルロジスティクスパートナーとして、同社はレース用の車体、スペアパーツ、装備を、航空、海上、陸上輸送でWEC開催地である富士スピードウェイとWTCR開催地の鈴鹿サーキットまで輸送する。

具体的には、レースカー36台、スペアパーツ、特別タイヤから高性能エンジンブロックに至るあらゆる装備品の全輸送から、通関手続き、地上での取り扱いを担い、レースをサポートする。富士山で開催されるWECレースの開幕を前に、DHLは海上、航空輸送を組み合わせて、英国・ドイツから東京港まで貨物を輸送し、その後、陸上輸送でレースサーキットまで車体とそのほかの装備を輸送。WTCRレース開幕前には、前回中国の武漢で開催されたレースから、第2組目の車体が海上貨物直行便で到着する。

DHLのチームは、各レース終了直後72時間以内に、全ての貨物を搭載してサーキットから港へ輸送し、通関手続きを完了させ、次回のレースが予定されている上海(WEC開催地)とマカオ(WTCR開催地)に向けて車体を運ぶ。

富士6時間耐久レースとしても知られているFIA WECは、10月12日から14日まで富士山麓で開催される。3日間にわたるイベントでは、フェルナンド・アロンソ氏、ブルーノ・セナ氏、ジェンソン・バトン氏、オリバー・ウェッブ氏といったレーサーが、6時間におよぶ耐久レースで、16の見事なツイストやターンのある4.5キロメートルにのびる周回コースのフィニッシュラインを駆け抜ける。

WTCR日本戦は27日から28日にかけて行われる。3つのレースが開催され、ラップ数は合計42周、走行距離は168キロメートルにのぼる。1987年に始まったF1日本グランプリの本拠地である鈴鹿サーキットでは、独自のフィギュア・オブ・エイト (8の字形)のレイアウトとさまざまなコーナーでドライバーのスキルが試される。