佐川、創業の地･京都府で地域活性化包括連携協定

ロジスティクス京都府と佐川急便は29日、地域活性化包括連携協定を締結したと発表した。観光振興や観光情報を物流面から発信し、大型荷物輸送サービス、手荷物一時預かり、府内・全国を結ぶ「手ぶら観光ネットワーク」の形成に取り組む。

また、府産品の流通・販売促進に向けて農林水産物のPR・消費拡大へ協力するほか、京野菜などの高品質・低コスト流通に向けた輸送スキームを検討・実施する。

さらに、京都BCPの取り組みへの協力、災害時の救援物資の集配・仕分け・保管・輸送や、高齢者・障害者支援、店頭や集配時の見守り・サポート、地域の見守りネットワークへの参画、消費者保護の協力など、幅広い分野を対象とする。

佐川急便は1957年、京都で飛脚業として創業。10年6月には祇園に「祇園佐川急便」（祇園サービスセンター）を開設し、従来のサービスセンターとしての機能とともに、祇園への来訪者に京都の魅力を発信する拠点としても展開している。