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中小運輸・郵便業、売上減も利益全業種中トップの伸び

2016年3月30日 (水)

ロジスティクス中小企業庁が29日に公表した、2015年中小企業実態基本調査結果(14年度の決算ベース)によると、中小企業の売上高は493兆円(前年度比-2.2%減)、経常利益18兆7163億円(5%増)で、売上高に占める経常利益の割合は3.15%と前年度から0.28ポイント上昇した。

このうち運輸・郵便業の売上高(法人企業のみ)は前年度の25兆円から23兆円へと7.4%減少。法人・個人企業を合わせた1社あたりの売上は3億6700万円から3億5200万円へと1500万円減少したこととなる。法人企業のみの場合は4億8400万円から4億5700万円へ2700万円のマイナス。

一方、運輸・郵便業の経常利益は燃料費負担の軽減を背景に19.2%増と全業種中トップの伸びを示した。1社あたりの経常利益は前年度の870万円から1070万円へと200万円増え、法人企業に限ると1100万円から250万円増の1350万円となっている。